20歳でピーク、40才で急低下のコエンザイム

コエンザイムは人の体内で生成することが出来る成分です。

産まれてから２０歳までは、コエンザイムはずっと生成され続けています。
２０歳をピークとし、４０才には急激に減ってしまいます。
ちなみに心臓は最もコエンザイムの濃度が高い場所です。
そのため、４０歳を過ぎると心臓の機能が弱くなるため、動悸や息切れ、心疾患と言った心臓関係の病気の症状が出やすくなります。
コエンザイムは青魚やウナギ、牛肉、豆製品などにも含まれています。
また脂溶性であるため、これらの食材を油で調理すると、体内への吸収率が高まります。

２０歳を過ぎてからは、意識的にコエンザイムを含む食品を摂取するように心がけましょう。
食品で摂ることが難しいようであれば、サプリメントで服用するのもよいでしょう。
また急激にコエンザイム量が低下する４０代に入ったら、サプリメントを飲む習慣をつけるとよいでしょう。
コエンザイムは抗酸化作用があるため、加齢による肌トラブルなども改善してくれます。
年齢を重ねても、いつまでも若々しく過ごしていくことが出来るでしょう。

一日に摂取した方がよいコエンザイム量は３０ミリグラムから６０ミリグラムです。
しかし平均摂取量は６ミリから１０ミリグラム程度であるため、まったく摂れていないのが実情です。
ちなみに一日３０ミリグラム摂取するためには、イワシを６匹食べるか、ピーナッツを１キロ以上食べなければなりませんので、食事で摂るには限界があります。
そこで２０歳を過ぎたら、サプリメントで効率的に摂取するとよいでしょう。