

ベストな摂取時期があるコエンザイムQ10
コエンザイムQ10を利用したいという方の目的はそれぞれです。
疲労回復効果を期待してという人もいれば、心臓機能が強くなるようにと利用される方もいるでしょう。
生活習慣病という状態になっている人は、生活習慣病改善に向けて利用したいと考えますし、にきびができやすい人は抗酸化作用やコラーゲン生成の作用を期待し利用されています。
コエンザイムQ10の効果をより高く実感したいという場合、自分がどのような目的で利用したいのかという事を考えて摂取タイミングを考慮していくといいでしょう。
基本的には、目安量を何回かに分けて、タイミングよく飲むという事が望ましい摂取方法となります。
例えば、美肌目的という場合、夜成長ホルモンが分泌される際に、コエンザイムQ10の効果が一番発揮するというタイミングで飲むと効果的です。
成長ホルモンが分泌されるのは、夜10時くらいから夜中の2時くらいといわれています。
コエンザイムQ10は、摂取してから血液内の濃度が高くなるのが、一般的に6時間程度かかるといわれていますので、ホルモン分泌が活発になる10時から2時の間に一番血液内の濃度が高くなるように時間調整して摂取するといいでしょう。
疲労回復効果を狙ってという場合、夜飲む量を少し多くすると効果的だといわれます。
目安量を2回から3回に分けて、夜摂取する際に多めに飲みます。
疲労を一番感じるのは朝起きる時、という方が多いので、朝すっきり目覚めることができるように寝る前に飲むという事も効果的です。
ただ、胃腸の調子が悪いという方は、夜寝る前に飲むと臓器に負担がかかりやすいので、夕食後に飲む方がいいでしょう。
生活習慣病予防や改善を心がけている方は、食事の後、3回に分けて飲みましょう。
朝昼晩とバランスよくリズムよく食事をすることが生活習慣病の方にとって理想的です。
食事の後に飲むという習慣を付ければ、飲み忘れ防止にもなります。
勿論、コエンザイムQ10ばかりに頼るのではなく、運動や食生活の改善などもしっかり行っていくことが必要です。