

冷え性の救世主であるコエンザイムQ10
コエンザイムQ10は細胞の中のミトコンドリアという部分に存在し、脂肪酸を取りこんでエネルギー産生を行うという働きをしています。
コエンザイムQ10が体内に必要量あれば、正常なエネルギー産生が行われ、疲れにくくアクティブな行動力を持った活動ができるのです。
コエンザイムQ10のエネルギー産生の働きが正常であれば、血液の流れもよくなり新陳代謝がアップします。
脂肪燃焼効率のいい体になれるという事です。
あまりたくさんのものを食べないのに痩せない、太りやすいという方がいますが、こういった方は新陳代謝が低く脂肪燃焼効率が低いのです。
太っていても冷え性という事なら、かなり新陳代謝が低くなっている状態が考えられます。
女性には冷え性の方が多いのですが、男性よりも筋肉量が少なく体力も少ないというのが一般的です。
コエンザイムQ10が体内に必要量ないとエネルギーを作りにくくなり、疲労しやすいのでますます運動を避けるようになります。
歩く、走るなどの運動を行うと、筋肉を利用し、筋肉を利用すると血液の流れもよくなり心臓への負担も少なくなります。
特に足の筋肉は下に下がった血液を心臓の方へ押し流すポンプ役ともなりますので、筋力があり、継続的に運動を行う事を心がけている方は、健康的な生活を維持できるのです。
イワシやサバなどの青魚、牛肉や豚肉などの肉類、豆類などにコエンザイムQ10が含まれていますが、ダイエットしている女性などは特にこうした食品類を避ける傾向にあります。
これは逆効果なのです。
コエンザイムQ10が含まれている食品類を避けるという事は、エネルギーが作られにくくなりそれが脂肪燃焼の低下を進めてしまうのです。
通常の食事でもコエンザイムQ10の1日に必要な量を補うのは無理といわれています。
冷え性、痩せにくい、便秘がちなどの状態の方は、バランスのいい食事を心がけると共に、コエンザイムQ10のサプリメントなどを利用し、体内のエネルギー産生能力をアップする事、そしてある程度の運動を行い、新陳代謝の高い体を作っていくことが必要です。