

吸収率に焦点をあててコエンザイムQ10を見る
ドラッグストアでもコエンザイムQ10配合のサプリメントやケア商品、化粧品等を沢山見るようになりました。
実際に利用されている方も多いでしょう。
健康面では生活習慣病予防や動脈硬化予防、心臓機能や肝臓機能を保護する等の働きを持っています。
もともと心臓の薬として利用されている成分ですから、こうした健康効果は納得です。
美容面についても、コエンザイムQ10のコラーゲン生成の働き、抗酸化作用によって美しく瑞々しい肌になれるという事で、特にアンチエイジング世代から絶大な人気を誇っています。
ただ、気になるのが各商品の吸収率です。
どの商品も同じように吸収されるという事はなく、やはり、吸収されやすく作られた商品を利用するという事が重要です。
吸収しやすいというと、やはり還元型であることが求められます。
コエンザイムQ10のサプリメントは販売されるようになった当初、酸化型が多かったのです。
酸化型の場合、体内に摂取したのち、一度還元型に変換されなければ吸収されないため、効率が悪く吸収率も低いものが多かったようです。
現在は、還元型が多くなり、体内で変換する必要がないため、吸収率も以前よりすっと高くなっています。
また分子量についても変化がありました。
最近は分子量をナノ化したコエンザイムQ10商品が多くなっています。
ナノ化することで特に化粧品等に利用する場合、肌への吸収が格段に違い、より高い効果が期待されるのです。
こうした商品に対する工夫によって、現在販売されている商品の多くが、吸収率の高いものとなっています。
コエンザイムQ10配合商品を購入する際、還元型か、ナノ化しているか、などを確認しておくといいでしょう。
ケア商品の配合量については1日に30mgまでと決められていますので、日本で市販されているものの中でこれ以上のものはないはずです。
サプリメントの場合、配合量や目安量などが商品によって違いがありますので、確認してみることが必要となります。
ナノ化、還元型などの吸収率が高いと期待できる商品をうまく利用していきましょう。