コエンザイムQ10の目的に合わせた一日の摂取量

幅広い健康効果が魅力的なコエンザイムQ10は、今、サプリメントなど人気商品となっています。
心臓、肝臓、腎臓などに多く存在するコエンザイムQ10は、体内の細胞内に存在し、脂肪からエネルギーを作り出し生命維持活動を行うなど、生きていくために必要不可欠な成分として一躍有名になりました。

医療分野では心臓疾患を持つ患者さんのお薬として利用されている背景がありますが、現在は健康食品としての利用についても安全性も高い商品が、健康食品等で気軽に購入できるようになっているので、ぜひ、積極的に利用してほしい成分です。
これからコエンザイムQ10サプリメントなどを利用していきたいという方にとって、1日に必要な量はどの程度なのか、これは気になるところです。

コエンザイムQ10協会では、1日に必要な摂取量として100mgとしていますが、健康目的で利用するのなら、30mgで十分という意見もあります。
激しいスポーツを行いエネルギーを利用する事が多い、また高齢になりコエンザイムQ10が減少の一途をたどっているというご高齢者の場合、100mg位摂取すると疲労回復効果が高くなります。

冷え性や便秘、またそのほかの不調が継続していて、新陳代謝をアップしたいという場合や、アスリートの方など継続して激しく体力を消耗する練習を行っている方などは、100mg以上、300mg位摂取しても問題ありません。
もともと体内に存在する成分であり、安全性が確かなので自分の運動量や日頃の疲労度に応じて、「目安量を考慮し」利用していきましょう。

激しいスポーツを行う、職場がハードで重労働という場合、エネルギーをたくさん利用することがわかっているのですから、200から300mg位摂取してもいいでしょう。
コエンザイムQ10は、薬ではなくサプリメント・健康食品類です。
副作用の心配をすることなく、自分の運動量、仕事量に合った目安量を見つけましょう。

通常食事から積極的にコエンザイムQ10を摂取しても、だいたい10mg位しか取れていないと言います。
1日に必要な量の最低量が30mgで位、食事から摂取する一般的な量が多くて10mg位といいます。
食品から摂取した分を除いて、自分の目安量はどのくらいなのかを考えていくといいでしょう。