コエンザイムQ10をお悩み別に分析

コエンザイムQ10は人の細胞膜全てに存在する成分で、特に心臓や肝臓などに豊富に含まれています。
特に心臓については、1日に10万回くらい収縮を繰り返すという臓器なのでその動きについて深く関係しています。
そのためコエンザイムQ10は医療分野で心臓疾患の薬として利用されてきました。

効果としては心不全や心筋梗塞の予防や改善、また現在とても多くなっている生活習慣病を予防する事も期待できますし、ダイエットなどにも利用できるため美容分野でも注目の成分です。
人が生きていくために必要不可欠なコエンザイムQ10をどのように摂取していくことが望ましいのでしょうか。

目的に合わせた摂取方法を考える前に、まず、市販されているコエンザイムQ10のサプリメントなどは、お薬ではないという事を認識しましょう。
お薬の場合、スピーディな効果、症状の早期改善を目的に摂取します。
そのため、早い効果が出るものが多いのですが、健康食品やサプリメントの場合、即効性があるというものはありません。
そのため飲むタイミングというのがとても重要になります。

コエンザイムQ10の場合、服用して一般的に6時間程度で全身に効果を発揮し始めるといわれています。
6時間を過ぎると少しずつ血液内から消えていくので、6時間おきに1日の目安量を3回に分けて服用するのが継続した効果を実感しやすいと考えられます。

目的別の摂取方法ですが、ダイエットや新陳代謝の向上を目的に飲むという場合、必ず朝、1回目を服用しましょう。
朝、これから活動する前に飲むことで新陳代謝の向上率も高くなります。
運動などを日課にされている方は、例えばウォーキングの前、ジョギングの前などに飲むと血液内に効率よく吸収され効果を発揮しやすくなるでしょう。

生活習慣病予防http://www.rocktheweb.org/seikatusyuuukannyobou.htmlなど健康を目的に飲む場合には、1日3回に分けて1日中コエンザイムQ10の効果が持続するような飲み方を心がけ、飲み忘れがないように継続的に目安量を飲んでいくと健康への効果も発揮しやすくなります。
まずは自分がコエンザイムQ10をどうして摂取するのか、その目的をはっきりさせて、それから摂り方を考えていくと効果も実感しやすくなります。